過剰な中性脂肪が招く「肺梗塞症(肺血栓塞栓症)」とは

「肺梗塞症(肺血栓塞栓症)」という病名は、
耳にしたことがないという方も多いと思います。

その名称から、「肺炎」や「肺結核」に近いものなのかな?と
イメージしがちだと思われまが、その原因は全く異なるものです。

肺炎等が「細菌(ウイルス)」によって招かれる症状である一方
「肺梗塞症(肺血栓塞栓症)」は、「生活習慣」によって招かれる
中年以降に、リスクが上昇しやすい「生活習慣病」と同じ性質を持った疾患になります。

「肺梗塞症(肺血栓塞栓症)」の症状と原因

「肺梗塞症(肺血栓塞栓症)」とは、簡単に言い表すと肺で起きる「動脈硬化」です。

「硬化」とはやや異なり、「血栓(凝固した血液)」によって起こるものになりますが
血液内にできた「血液を止めてしまう物質」によって、招かれます。

これが脳内であれば「脳卒中」であり、心臓であれば「心筋梗塞」です。

正確には「肺動脈」と呼ばれる、心臓から肺へ血流を流す部分に
血栓ができることによって、血流を妨げてしまうことになります。

酸素を取り込む器官である、肺自体が酸素不足に陥ります。

脂質の多い・質の悪い血液が、血栓化しやすいことは知られていますが
血流が悪化することで、更に発生しやすい状況になります。

血栓は、量・質共に徐々に作られていきますが
急激に発生することもあり、急性の肺梗塞症(肺血栓塞栓症)」は

「エコノミー症候群」として知られています。

狭い座席で、同じ姿勢の状態が長く続くこと
また気圧の変化等によって、血栓が急激に生成されてしまうのです。

「肺梗塞症(肺血栓塞栓症)」の治療・改善策

肺梗塞症(肺血栓塞栓症)は、症状が発覚した場合には
「血栓溶解剤」等によって、血液を「サラサラ」にする処置がとられます。

しかしその効果は一時的なものにすぎず、根本的なリスクを減少させるためには
やはり「血液」の質を改善し、血流をスムーズにする必要があります。

血液を悪化させている要素解消する

質の悪い血液とは、高血糖の状態や
「脂質異常症」と呼ばれる、脂肪分の多い血液を指します。

肥満体の人の方が痩せている人に比べて、リスクが高いことは言うまでもありません。

早急に改善する必要があります。

肺梗塞症(肺血栓塞栓症)の原因となる血栓は、足(脚)で発生しやすいと考えられています。

特に体に合っていないデスクでの作業や、長時間の運転等が習慣となっている場合には

エコノミー症候群と、同じリスクが発生していることになります。

  • 同じ姿勢を長くとり続けない
  • 時々ふくらはぎをもみほぐす

といった単純な対策も、リスクの軽減につながります。