介護問題において最もお金のかかる要素は何?~継続的に重い負担となるものとは~

何を始める際にしても、特に介護といったものを<始める前><始めた直後>には
「何が必要なんだろう?」「どのくらいお金がかかるんだとう?」という心配と同時に
何に一番お金がかかるんだろう?」という疑問が沸くことと思われます。

もちろん、個人差があるものになりますが
ある程度は、広いくくりでの必要な支出を知っておくことで
想定しやすくなり、準備を計画的に進めることができるはずです。

またその際には、その金額を「何回払うことになるのか」ということも
非常に大きな要素であり、計画的な準備には欠かすことができません。

今回は「ざっくり」になりますが、介護を始めるにあたり
必要になってくると考えられる、要素・設備・備品について考えていきます。

まず最初に、大きな額が必要となる典型的なものについて、

  • 介護ベッド(20,000~100,000円)
  • バリアフリー設備(10,000~無限大)
  • 車椅子(15,000~300,000円)
  • 老人ホーム(介護施設)の入居料(月額10~30万円)

意外にもかからないもの、思っていた通りのもの様々だと思われます。

欠かせない「環境」と作るもの

まず、介護というものを想像した際には
「横になっている時間が長い」「寝たきり」というイメージが多いことが事実です。

そういった事情からも、就寝スペースを快適にしてあげたい
また介護しやすいように、環境を整えておくべき要素です。

その際に、最も必要である「介護ベッド」
「通常のもの」であれば<電動付き>であっても「10万円未満」のものが多く
一般的なベッドと比べても、それほど高いものではありません。

もちろん「ブランドもの」といったものも存在しますが
購入者は限られており、意外にも「思っていたより」はかからないはずです。

ただし、<立ち上がるための設備>といったものに関しては
ベッドより高いことも珍しくなく、また周りに「テレビ」を置いてあげたい
これからは「体が不自由でも使いやすいパソコン」といったものも
必須になってくるはずでり、そういった「拡張」を考えればやはり安いものではありません。

可能な限りバリアフリーにするには

また介護にとって、欠かすことができない要素が「バリアフリー」であり
「手すりの取り付け(1万円~)」だけでなく
お風呂につける「回転バスボード(2万円~)」といった
様々なものが必要であり、簡単に見積もることができません。

また「今後必要になる」ものを、最初から準備するのか
必要になった際に付け加えるのかでも、事情が変わってきます。

結果的に「100万円以上(単位)」ということも、珍しくありません。

車椅子

そして、そういった設備の中でも
最も金額に開きがある設備が「車椅子」になります。

自分の手で動かすもの(5万円以下)から、最終的に使うのであれば
電動車椅子(~30万円)といったものまで<ピンキリ>であり
これに関しても<メーカー>によって、開きがあります。

介護施設に入居する場合

何と言っても、最もお金がかかるものが「老人ホーム」といった
「生活空間」への支出であり

  • 介護付き(20~30)
  • サービス付き(10~20)

等、<どこまでやってくれるか>で大きく差があります。

これらに加えて「入居料」や「光熱費」がかかるもの
かからない(含まれているもの)ものまで様々です。

一時金として最も大きなものは、やはり入居料であり
一般的な住居と同じく「敷金・礼金」を3か月程度の場合もあれば
「数百万円」また「1億」という特殊な施設もあります。

常識的な額としては、「50~300万円」と考えられ
それでも<十分に高額>と言える額です。

しかしながら最近では「入居料なし」といった施設や
<いわゆる老人ホーム>にも

  • 介護付き
  • 住宅型
  • 健康型

といった様々な形態があり、「介護保険」も関わるものになります。

もちろん「審査」が必要であり、慎重に考えるべきであることは言うまでもありません。

支出というのは、一度に大量に支払わなければならないものに加えて
<一度にかかる額は少ないながらも>「継続的」に発生するものがあります。

特に介護に関するもので言えば

上記したような

  • 介護施設の「家賃」
  • 介護サービスの「サービス料」

といったものも、継続的な要素に含まれます。

そして、そこまで大きな額でないながらも

  • オムツ
  • 専用ウェットシート(ペーパー)

といったものが、典型的なものです。

しかしながら、表現は適切でないかもしれませんが
「赤ちゃんが自分でトイレに行けるようになる」ようなことは望めず
一度必要になったオムツというのは、今後取れる可能性は非常に低いものになります。

つまり「生きている限りずっと」必要なものです。

子育て経験のある方なら、実感として記憶にあると思われますが
こういったものは、「馬鹿にならない」ものでもあります。

「じわじわくる」という面では、一時金よりも大きく
実際に・結果的には、ほとんどが「ベッド」「車椅子」を上回ることになります。

「お金がかかるのは当たり前のこと」という意識

「介護」という要素は関係なく、介護が必要な人にとって
介護を<する側>の人に、日々かかるお金というのは
当然のごとく、<される側>の人にとっても、かかるものになります。

やはり「生きること」「生きるための空間」というものが
最もお金のかかるものであり、そういった際には「介護自体」が必須要素にもなります。

忘れてはならないことが「介護サービスの利用料」であり
「デイサービス」と中心とした、<生活時間>にかかるものです。

実際には、8時間以上でも「1000円程度(自己負担額)/1日」になりますが
「毎日」といったことを考慮すれば、総額では「安くはない額」になります。

このデイサービスに関しても、「介護保険」や
更には「限度額」「所得制限」があり計画的に行う必要があります。

ただし、ここでは「目いっぱい使って4万円」と考えておきましょう。